ターちゃんのわくわく年金生活

インデックス投資と年金でわくわく生活

米国ETF売却で感じたこと|取り崩し期になると見えてくる現実

こんにちは、ターちゃんです。

今朝も少しひんやりとして、この時期らしい清々しい空気ですね。

 

さて、先日は保有していた米国株(ETF)、米国債、そしてドル建てMMFの売却注文を出しました。 私はSBI証券と住信SBIネット銀行をメインに利用していますが、今回はETFとMMFについては「円貨決済」を指定しました。

米国債は仕様上、円貨決済ができないようでドルのまま入金されるとのこと。MMFの決済金はすでに銀行口座へ反映されており、ETFについても翌営業日には反映される予定です。

買付時の「工夫」を懐かしむ

ふと思い返すと、これらの米国ETFを買い付けた当時は、SBI証券のFX取引を利用して円をドルに交換する「現引き」を使っていました。

少しでも為替コストを抑えようと、指値注文を使って有利なレートを狙ったり、仕組みを調べたり……。為替が落ち着いている時期は、そうした自分なりの「工夫」をする余地があり、それが投資の楽しみでもありました。

今は「投資信託」で十分な時代

かつては「米国投資といえばETF」という時代もありましたが、今は低コストで優秀な投資信託が本当に増えましたね。

  • 積立設定が簡単

  • 自動買付の利便性

  • 配当金再投資の手間がゼロ

正直なところ、今は無理にETFを選ばなくても、投資信託だけで十分すぎるほど環境が整っていると感じます。

妻のNISA口座への「資産シフト」

今回の売却の目的は、妻のNISA口座での買付資金に充てるためです。 わが家では「家計は一体」と考えているので、特定口座からNISA口座へ資産を移し替える、いわば家計内での「振替」のような感覚ですね。

こうした柔軟な調整ができるのも、長年コツコツと資産形成を続けてきたからこそだと実感しています。

「出口」に立って見える景色の変化

いざ「売却する側」に回ると、これまでとは違う景色が見えてきます。

今回選択した円貨決済には為替コストがかかり、さらに特定口座での売却ですから利益に対して税金もかかります。 資産形成期は「評価額」の増減に一喜一憂しがちですが、取り崩し期になると「最終的にいくら手元に残るのか」という現金化のリアリティが重要になってきます。

昨年の経験からも、税金や諸コストを含めると、感覚的には「売却額の約1割」は差し引かれる前提で考えておくのが現実的だと感じました。増えているのはありがたいことですが、いざ売ってみると「思ったより目減りするな……」というのが正直な感想です。

将来を見据えた「シンプル化」とAIの力

年齢を重ねれば、どうしても認知機能は衰えていきます。複雑な商品や多すぎる銘柄は、自分だけでなく将来的に家族にとっても大きな負担になります。 これからは、保有銘柄や資産管理を「できるだけシンプルにしていくこと」。これも老後の資産運用における重要な価値だと考えています。

そんな中、最近はAI(人工知能)が秘書のようにアドバイスをくれる、本当に良い時代になったと実感しています。 複雑な計算や税金の仕組みを瞬時に整理してくれるAIは、非常に頼もしいパートナーです。テクノロジーを味方につけることで、管理をシンプルにしつつ、判断力の衰えをカバーする。そんな備えができることに心強さを感じます。

最後に

投資は、本や動画を見るだけでは分からないことがたくさんあります。

買う → 保有する → 売却する → 税金を払う → 現金化する → 実際に使う

この全工程を経験して、初めて見えてくるものがあります。 長期投資のゴールは「増やすこと」ではなく、「人生を豊かにするために使い切ること」。そこまで含めて、投資という物語が完成するのかもしれません。

最新のテクノロジーを賢く使い、身軽になった分だけ、今という時間を楽しみたい。そんな風に感じた一日でした。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。