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「安全性と収益性を両立!個人向け国債変動10年で資産を守ろう」

こんにちは、ターちゃんです!

 

◇今日のターちゃん
今日から6月ですね。1年の中間点が近づいてきました。

今月は年金の支給月でもあり、2.7%支給額が増額されるとのことです。これはうれしいニュースですね!

 

◇安全資産の運用のおすすめの金融商品
近頃、金融機関の信用不安に関するニュースが出ています。ペイオフ対策が済んでいない方は、個人向け国債の活用でリスクを回避することが非常に重要です。

特にシニア世代や退職後の生活を考える方には、安全資産の確保が大切です。老後資金の柱は公的年金です。公的年金と安全資産をしっかり確保したうえで、リスク資産を運用していくことが重要です。

この記事では、安全資産としての個人向け国債(変動10年)のメリットとその活用方法について解説します。

 

◇個人向け国債(変動10年)とは?
個人向け国債(変動10年)は、日本政府が個人向けに発行する債券で、金利が市場の動向に応じて変動するタイプの国債です。元本保証があり、比較的低リスクで運用できるため、安全資産として人気があります。

◇個人向け国債(変動10年)のメリット
元本保証
日本政府が発行しているため、元本が保証されています。これにより、大切な資産を安全に保全することができます。通常の国債は、満期まで保有すれば元本が返ってきますが、中途売却は市中金利に連動し価格が上下するので元本保証ではありません。

変動金利
金利は半年ごとに見直され、市場金利に応じて変動します。これにより、金利が上昇する局面では、利金収入が増えるため、インフレ対策としても有効です。6月発行分は0.57%の利金がつきます。銀行の定期預金と比較しても良好だと思います。

安定した利子収入
年2回、10年もの新発国債金利の66%の利金が支払われるため、安定した収入源として利用できます。定期的な収入が得られます。

流動性の確保
発行から1年間は中途換金ができませんが、それ以降は1万円単位で中途換金が可能です。中途換金時には、2回分の利金分の手数料がかかりますが、緊急時には資金を取り崩すことができます。

 

◇資産保全のための具体的な活用方法
資産の分散
個人向け国債(変動10年)をポートフォリオに組み入れることで、資産を分散させ、リスクを低減することができます。他の資産クラス(例えば株式や不動産)と組み合わせることで、全体のリスクを抑えつつ安定した収益を確保できます。

 

インフレ対策
変動金利により、インフレに対応することができます。金利が上昇した際には利子収入も増えるため、インフレリスクを軽減し、資産の実質的な価値を保つことができます。

 

緊急資金の確保
流動性が確保されているため、緊急時には中途換金を行うことで資金を確保することができます。これにより、予期しない出費にも対応できます。

 

◇個人向け国債(変動10年)の購入手順
購入先の選定
個人向け国債は、銀行、証券会社、インターネットバンキングなどで購入できます。おすすめは、楽天証券楽天銀行SBI証券+SBI銀行です。

 

必要書類の準備
購入には、身分証明書やマイナンバーなどの書類が必要です。事前に必要書類を準備しておくとスムーズに手続きが進みます。

 

購入手続き
金融機関の窓口やインターネットバンキングで購入手続きを行います。最低購入金額は1万円からなので、少額から始めることができます。

 

◇ターちゃんの利用例
金融資産を安全資産とリスク資産に分けて管理をしています。安全資産は、預貯金と個人向け国債変動10年で保有しています。金融資産の30%が安全資産です。内訳は、預貯金が生活防衛費の2年分、残りを個人向け国債変動10年で保有しています。晩年まで取っておく予定です。

購入時点では、0.05%程度の最低保証利率でしたが、10年金利の上昇に合わせて利金も増額してきました。尤も安全資産なので、安全性や流動性が重要なのであまり気にしていません。

 

まとめ
個人向け国債(変動10年)は、安全資産として非常に有効な選択肢です。元本保証があり、変動金利により経済状況に応じた利子収入を得ることができます。

特にシニア世代や退職後の資産運用を考える方には、リスクを抑えつつ安定した収益を確保できるため、安心して運用することができます。

安全資産としての個人向け国債(変動10年)の活用をぜひ検討してみてください。