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最近の雨はスコール化している──浸水リスクを考える

こんにちは、ターちゃんです。

 

ここ最近の雨、まるで南国のスコールのように感じませんか?

昔は「しとしと雨」が多かったのに、今は短時間で一気にドシャーッと降るケースが増えています。

 

雨の降り方が変わってきた

気象庁のデータでも「弱い雨の日は減り、強い雨が増えている」と示されています。
つまり、雨の降り方が「スコール化」してきているのです。

  • 総降水量は大きく変わっていない

  • ただし、短時間の強い雨は増えている

  • 小雨の日は減少傾向

この傾向は今後もさらに強まると予測されています。

インフラとのギャップ

下水道などは時間雨量 50mm を基準に設計されています。
ところが近年、50mm/hrを超える豪雨が頻発しており、排水能力を超える場面が増えています。

その結果、周辺と比較して低い地域では、あっという間に道路に水があふれ浸水につながります。
これがまさに「都市型水害」のリスクです。

ハザードマップで備える

自宅や職場のリスクは、ハザードマップを確認すれば一目でわかります。
購入や賃貸の前にチェックすることは、今や必須です。

特に住宅ローンが残っている家が浸水すれば、経済的ダメージは計り知れません。

自然と投資に共通するもの──サバンナ思考

自然は人間の力ではコントロールできません。
投資も同じで、市場を思い通りに動かすことはできません。

ここで「サバンナ思考」を思い出してください。
サバンナでは、危険を見逃すと命に関わるため、動物はリスクを過剰に警戒する傾向があります。
人間の脳も進化の過程で、リスクを過小評価せず、早めに備えるように作られています。

だからこそ大切なのは、リスクを知り、備えておくこと。
豪雨に備えて家のハザードマップを確認することも、資産運用で暴落リスクに備えることも、基本の考え方は同じです。

 

👉 最近の雨はスコール化している──そう感じたら、生活や資産を守るための「リスク管理」のサインだと思ってください。
サバンナの知恵を借りて、少し先の危険に備えること。それが被害を最小限に抑える唯一の方法です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。